もみ殻を蒸し焼きにして燻炭をつくりました。

おはようございます、半農半実践派講師の谷田貝孝一です。
上空を雲に覆われて、雨が降り出しそうな栃木市です。

きのうは、12月に開催されるセミナーのレジュメを作成した後で、知り合いの靴店さんからもらった籾殻を蒸し焼きにしてくん炭をつくりました。

ごみの野焼きは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、一部の例外を除いて禁止されています。が、農業等を営むためにやむを得ないもの「刈草」、「果樹剪定枝」、「伐採した枝」、「稲わら」、「もみ殻燻炭」等については『例外』として認められています。

くん炭は、次の手順でつくりました。

①ドラム缶を加工して上蓋を取り穴をあけ

②くん炭器に火種をセット

③くん炭器の周りに籾殻を詰め

④くん炭器の中の火種に火を付ける

と、手順は簡単なのですが…

くん炭は、通常1時間くらいでつくれるらしいのですが、火種がすぐに消えてしまい、なかなか思うようにくん炭になりません。
ドラム缶の底に開けた穴は、燃えカスや火種で塞がれてしまい通気性が悪いのだと考えました。

そこで、ドリルを使い、ドラム缶の横の部分にもいくつかの穴を開け、火種に火を付けます。さらにドラム缶の横に開けた穴に、段ボールで団扇をつくり空気を送り込みました。

すると…
面白いように火種が燃えて種火となり、籾殻が燃え、周りにの籾殻に次々と燃え広がりはじめました。

今回、もみ殻を焼いて燻炭をつくることでこう思いました。

どんなことでも、はじめてすることは手順や自分の思うとおりに事が進むわけではありません。

うまくいかないからとあきらめず、知恵を使い工夫を加えながらことを進め完成させることが大切ですね。

 

さて、きょうは、秋祭りの反省会があります。

会計として、飲食物の買い物と会場の準備をするため、『半農半実践派講師』の仕事はお休みです。

 

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