おはようございます(^-^)/
旬やさいの里@管理人の谷田貝 孝一です。
お天気は下り坂のようで、今朝は、寒さが少しだけやわらいでいる栃木市です。
きのうは、先日、畝立てしたトウモロコシを栽培する畝に、防虫ネットハウスを設置しました。
午前中は新聞社の取材を受けていて、防虫ネットハウスを設置する作業は午後からでした。
なので、トウモロコシを栽培する畝は2本つくりましたが、防虫ネットハウスを設置したのは、とりあえず1本だけでした。
トウモロコシをネットで丸ごと被う栽培方法はわたしが考案したので、「トウモロコシ全体にネットをかけている農家は見たことない」、といわれます。
どうしてトウモロコシ全体にネットをかけて栽培するのか
それは...
アワノメイガという蝶の幼虫による食害からトウモロコシを守るためです。
アワノメイガという蝶は、トウモロコシの雄花に卵を産み付けます。
卵から孵化した幼虫は雄花から雌花に移動さ、トウモロコシの内部に入り込んで食害します。
なので、
幼虫による食害からトウモロコシを守るためには...
アワノメイガをトウモロコシに飛来させない方策をとる必要があります。
卵を産み付けるためトウモロコシめがけて飛来するアワノメイガを防ぐ手段として、防虫ネットを張るわけです。
なので、、、
防虫ネットなしで、「トウモロコシを無農薬で栽培しています」、という農家がいたらウソつきです←キッパリ‼
わたしは農業大学校でもトウモロコシの栽培を学ぶ実習も受けました。が、散剤の農薬を2回、液体の農薬を2回かけて、アワノメイガの飛来を防除する方法でした。
防虫ネットなしで、農薬を使わずに、アワノメイガの幼虫から食害されずにトウモロコシを栽培することは不可能なのです‼
さて、きょうは、実践派講師として、小金井市商工会様が開催するセミナーで講師を務めるため都内入りします。